A社の佐伯さんがのらりくらりと

A社の佐伯さんがのらりくらりと。インターネットと少しだけ生活のこと。

あの悪夢を繰り返さない為に。トイレシェアサービス「SUKKIRI」

f:id:cav_inet:20151204225323p:plain

 

日本にまた、人々の生活を豊かにしてくれるサービスが誕生しました。

その名も「SUKKIRI

 

サービスコンセプトとしては

便所をかりる。 いつでもどこでも、もよおしたら便所が見つかります。 【もよおす】オシッコがしたくなる ・ 便所に行きたくなる ・手洗いにいく ・ 手水にいく。 そう人間はだれもがもよわさないと生きていけない生物なのです。 それがいつでもどこでも、もよおすことが出来る人間の本能にマッチされるために、 このサービス生まれました。

 とのこと。

 

人間誰しもこの手の失敗をしたことがあるのではないでしょうか。

どんなにつまらない奴でも、うんこの話は2,3個持っている

とどこかの偉い人が言っていたような気がします。

そう、これこそが世界中の人が抱える市場の負を解決してくれるサービスなのでは無いでしょうか?

 

 

もう5年も前の話になりますが、僕の大尊敬する広告業界の怪物、

中村洋基さんが伝説とも言えるエントリーを残しました。

www.nakamurahiroki.com

 

 

その頃僕は大学生。

これから始まる社会人生活に目を輝かせながら

どんなにすごいひとでも、出すものは出すんだ

ととても心が穏やかになったのを覚えています。

その頃、SUKKIRIのようなサービスがあれば、

「テクニカルディレクターと称して、インターネットで面白いバナーやWebサイトを作

ったりしたが、渋谷駅でうんこをもらして、舌を噛み切って死んだ」人を一人でも減らすことができたかも知れません。

 

さて、そんなSUKKIRIですが

UIとしてはこんな感じ

 

f:id:cav_inet:20151204231326p:plain

 

どうやらユーザー側の機能としては

  • もよおしそう、なときに地域別にトイレを検索できる。
  • お気に入りのトイレを保存しておくことができる。
  • 自分のトイレを有料で貸すことができる(Airbnbのトイレ版?)
  • トイレを評価できる

 が挙げられるようです。

 

 

個人的には最後の「トイレを評価できる」が秀逸だと感じています。

f:id:cav_inet:20151204232431p:plain

このUI。

「11でたよ」の幸福そうなデザインにどこか狂気を覚えます。

 いずれにせよ、生理現象であるため市場としては計り知れない価値を感じずにはいられません。

私もお腹が危険信号を鳴らしていた時に「近くの家のトイレとか借りられないかなあ」と感じた経験があります。

 

 

 

 

まあ、探しているうちに漏れるだろ...

と思った、そこのあなた。

サービスのヘッダーに運営会社連絡先が乗っています。

ぜひフィードバックを。

 

f:id:cav_inet:20151204232628p:plain

 

世界から、漏らしたパンツを洗う惨めさが消えますように。

 

敬具