A社の佐伯さんがのらりくらりと

A社の佐伯さんがのらりくらりと。インターネットと少しだけ生活のこと。

Googleなぜあなたの情報を執拗に調査しているの?

"OK Google"というフレーズ、なかなか好きです。佐伯です。

 

 

 

 

 

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インターネットを利用する人ならGoogleを知らない人はもういないはず。

ご存知世界最大級の検索サービスを運営する企業であり、同社が提供するメールや動画、カレンダーは私達の生活の一部にもなっていますよね。

 

私たちはGoogleから知らず知らずのうちに恩恵を受けていますが、それは同時にGoogleの利益にもなっているのです。

 

 

あなたの年齢、趣味はほぼ丸見えです。

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https://www.google.com/settings/u/1/ads/authenticated?hl=ja

こちらのリンクをクリックしてみてください。

あなたの性別、年齢、趣味などが記載されています。

え!個人情報ダタ漏れ?!と思うかもしれませんが、これはあなたの個人情報を抜き取ったわけではありません。これはあなたの閲覧したウェブサイト上での行動から、Googleが仮定したあなたの人物像です。逆に言うと、これを見ればあなたは何に興味、関心を持つユーザーだとGoogleに認識されているかを調べることができます。

 

 

Googleは世界最大の広告代理店でもある

 

実はGoogleの収益源の9割は広告収入です。多くの企業が大量の資金を投入し、みなさんの検索結果や、ブログのすみっこに広告を出しています。規模だけでいえば世界最大の広告代理店は電通でもWPPでもなく、Googleなのかもしれません。

 

Googleの主な広告手法である検索連動広告やディスプレイ広告はTVCMや新聞広告とは違い、自分の商品に興味を持つ(であろう)ひとに向けてダイレクトにメッセージを発信できます。例えば、今すぐ鍵を修理してほしい人に向けて、近くの鍵の110番の情報を提供したり、英語に興味を持っている人だけに向けて、入会キャンペーンを促したりなど、用途は様々です。

 

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http://www.euronews.com/2014/11/27/eu-recommends-unbundling-google/

 

じゃあ、その情報ってどうやって取ってきてんの?というと、メールやカレンダー、動画やストレージサービスなど良質なモノを人々に無償で提供することによって、その対価として情報を得ているのです。すごいですね、Google

 

 

 

 

 

 

 

 

と、この前なんとなく知ったことを備忘録としてエントリしてみました。

なんか授業みたいになってますね...笑

他にも「〇〇から半径10キロ以内の地域のひと」とか「このデバイスを使っているひと」みたいな特定も可能みたいですよ。

 

 

ただやっぱり驚いたのはその精度ですね。だいたい当たってますもの。もしかしたら人間は小さな違いはあれど大きく何種類かに分類できるのかもしれませんね。今日はこの辺で。

 

 

 

 

Googleさん、エロ動画でのセグメント分けとかは辞めてくださいn